腎がん手術に強い病院ランキング　～全国病院ランキング＆名医情報～

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当サイトは、病気治療の実力病院ランキング、口コミで評判の名医情報等を提供しているサイトです。　病気治療において、病院選び・医師選びは大変重要な意味を持っており、多くの患者さんやそのご家族が常に最高の医療を受けたいと願って情報収集を行っています。　このページでは、腎がんに強いと言われる病院（手術数ランキング）をご紹介していますので、よろしければ参考になさって下さい。
★更に腎がんの実力病院・ドクター（名医）を検索したい方は、下記の検索ボックスをご利用ください。カスタム検索
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（はじめに）
　「少しでも治療成績の良い病院で診てもらいたい…」という患者側からの要望とは裏腹に、多くの医療機関は情報公開に積極的ではありませんでした。しかし「患者中心の医療」が求められるようになった今日では、医療情報・実績を公開する医療機関が増えています。
　中でも実施されている手術数に関するデータは、良い病院選びの参考情報の一つとして注目を集めています。
　手術数が多い＝良い病院とは限りませんが、一定数以上の手術をこなす経験豊富な病院は、症例数の少ない病院と比べて安全で確実な手術が実施できる可能性は高いと思われますし、そこに在籍している医師のレベルについてもまた然りです。
　当サイトでは、全国の腎がん手術数ランキング上位病院に加え、病院選びにおいて大きなウエートを占める腎がんの名医に関する情報を提供しています。皆様が病院、ドクターを選ばれる際のお役に立てれば幸いです。
　

腎がんに強い病院【全国データ】（データ参照）手術数でわかるいい病院（2013）　

順位	医療機関名	所在地	手術数	うち全摘手術	うち部分切除	うち腹腔鏡	主な医師
第１位	東京女子医科大学病院	東京都	217	100	117	99	田邉一成・近藤恒徳
第２位	東京医科歯科大学病院	東京都	135	60	75	0	木原和徳・藤井靖久
第３位	東海大学病院	神奈川県	95	50	45	76	寺地敏郎・星昭夫
第４位	市立札幌病院	北海道	81	64	17	67	関利盛・田中博
第５位	がん研有明病院	東京都	70	24	46	0	米瀬淳二・福井巌
第６位	仙台社会保険病院	宮城県	69	54	15	43	庵谷尚正・相沢正孝
第７位	東京慈恵会医科大学病院	東京都	69	44	25	45	木村高弘・山田裕紀
第８位	山形大学病院	山形県	68	41	27	20	冨田善彦・加藤智幸
第９位	札幌医科大学病院	北海道	67	28	39	37	舛森直哉・高橋聡
第10位	北里大学病院	神奈川県	63	39	24	42	吉田一成・岩村正嗣

（早期に発見される例が増加し、根治も望めます）
　腎臓に出来るがんは、尿を作る尿細管からできる「腎がん」（腎細胞がん）と、尿をためる腎盂や腎杯から発生する「腎盂がん」とに分けられ、腎がんが約９割を占めています。
　一年間の新規罹患者数は、約１万７千人で、男女の比率は約２：１となっており、２０年前の約３倍に増えています。６０台前後の男性に多いのが特徴ですが、若年層にも増えています。

　以前は腎がんが見つかると、がんに罹った方の腎臓を全て摘出する「根治的腎摘出術」（全摘）が基本でした。しかし腎臓の外側などに出来た早期の腎がんに関しては、全摘しなくてもがんの再発率が変わらないことが判明したため、１０年ほど前から腫瘍とその周囲のみを切除する「腎部分切除術」が実施されるようになりました。
　腎がんの根治的な治療法は外科手術です。お腹を２０㎝ほど切開する「開腹手術」、切開創が小さく患者の体の負担を抑えられる「小切開術」に加えて、より患者の負担が少ない「腹腔鏡下手術」が実施されています。
　腎がんの手術実績が全国第１位の東京女子医科大学病院は、ここ数年連続の首位となっていますが、その理由として早期の腎がんは勿論、他診療科との連携が必要な難症例や、転移性腎がんに対する治療も行っているため、各地の病院から紹介される患者が多いことが挙げられています。
　腎がんの部分切除では、ロボット手術も始まっています。ロボット手術では腹腔鏡下での手術操作の制約が軽減され、術者の習得もより早いというメリットがあります。
　また切除や縫合が非常に容易になるため、血流を止める時間が２０分ほどで済み、腎機能の温存により有用です。
　近年「凍結療法」を導入する病院も現れています。

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　この治療法は、T1a以下の腎がんを体外から挿入した直径１．４７ミリの３本の針状の器具から出るマイナス１６５℃のガスで凍結し、がんを死滅させる方法です。凍結治療は切開をしないため、体への負担が少なく、手術に耐えられない患者に向いています。
　凍結療法は、千葉県で手術実績第３位の東京慈恵会医科大学柏病院などで行われています。
　手術法や治療薬など、腎がんへの対処方法は増えており、より早期に発見することで選択肢が増え、確実な治療につながっていくことが期待されます。
　腎がんの都道府県ごとの手術実績や最新治療については、手術数でわかるいい病院（2013）で詳しく紹介されていますので、更なる情報を知りたいという方にはお勧めです。
　また下記にエリア別の腎がんの実力病院をご紹介しておきますので、ご参照ください。

【首都圏エリア以外の腎がんに強い病院】（データ参照）手術数でわかるいい病院（2013）　

順位	医療機関名	所在地	手術数	うち全摘手術	うち部分切除	うち腹腔鏡	主な医師
北海道	市立札幌病院	北海道	81	64	17	67	関利盛・田中博
東北	仙台社会保険病院	宮城県	69	54	15	43	庵谷尚正・相沢正孝
関東	東京女子医科大学病院	東京都	217	100	117	99	田邉一成・近藤恒徳
北陸甲信越	県立がんセンター新潟病院	新潟県	50	27	23	－	北村康男・斎藤俊弘
東海	名古屋大学病院	愛知県	60	32	28	43	後藤百万・吉野能
近畿	神戸大学病院	兵庫県	59	39	20	36	藤澤正人・田中一志
中国四国	倉敷中央病院	岡山県	53	32	21	15	寺井章人・井上幸治
九州沖縄	九州大学病院	福岡県	58	38	20	53	横溝晃・立神勝利

※更に詳細な情報は、手術数でわかるいい病院（2013）を参照下さい。700ページ以上に渡って最新の医療情報が掲載されており、価格も750円と安価です。　
　

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